ブロック塀診断
当社はブロック塀診断士の有資格者が在籍しておりブロック塀診断を行っております。
ブロック塀診断士とは公益社団法人日本エクステリア建設業協会主催の資格です。その内容は「地域の安全、環境保持を目的に、ブロック塀の危険箇所の調査を行い、地震等における災害を防止する。また、リフォーム需要に対応し、既設ブロック塀の診断業務を行う。」とあります。詳しくはこちらへ。
危険なブロック塀とは?
ブロック塀はその種類の多さや施工の容易さ、比較的安価である等の理由で広く施工されており、目にする機会が多い構造物です。しかし古いブロック塀や新しい場合でも適切な施工がされていない場合には大きな地震の場合倒壊する危険性が有ります。身近なブロック塀が危険な凶器となりうる場合があるのです。危険なブロック塀とはどの様な塀を言うのかいくつかポイントをご紹介します。
塀の高さ
ブロック塀の高さは地面の高さから現行法では最大2.2m、1.2m以上の高さの塀は3.4m毎に控え壁を設ける様に定められています。この高さを超えるものは違反となります。但し法改正(昭和56年)以前の物であれば違反ではありませんが、既存不適格という扱いになります。
外観
ブロック塀に目で見てわかる程度の傾き、割れ、欠け等がある場合又、塀の下部や中ほどに透かしブロック等がある場合、天端(てんば)ブロックや笠置(かさぎ)ブロック等ブロック塀上部にぐらつきがある場合は直ちに倒壊する事は無くても大きな地震等の場合は倒壊する可能性があります。
配筋
ブロック塀に適切に配筋が施してあるかどうかの確認です。正確には鉄筋探査機を用いて計測するのが良いですが、ご家庭の場合だと方位磁石を近づけてみて針が振れるかどうかで鉄筋の有無が分かる場合が有ります。基準では縦横80cm以下の間隔で配置する様に定められています。
基礎の有無、根入れなど
適切な基礎の上に建っているかどうかの確認です。基礎が外から見えない場合は長い鉄の棒などを斜め45度に差し込んでみて先端が当たるかどうかで基礎の有無と根入れが確認できます。
診断料金
ブロック塀診断費(協会規定料金)
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参考例
診断対象ブロック 長さ22m 高さ1.6m 診断書1通発行の場合
@基本診断費[15,000円] + A塀の長さの追加診断費[10,000円] = 25,000円
B塀の高さの追加診断費 25,000円 × 50%UP = 37,500円(合計診断費)(税別)
Dブロック塀診断書発行費 1通 1,000円 + 37,500円 = 38,500円(税別)